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2010年11月18日木曜日

朝に夕に

『バラバ』(ラーゲルクヴィスト)

よい。

古代っぽい物語形式、詩人の文体。

キリスト教に関心がない人にはつまらないかもしれない。

『伝奇集』(ボルヘス)

『トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス』『円環の廃墟』『ユダについての三つの解釈』あたりが特によい。

昔に別の短編を読んだときは普通の幻想だと思ったが、作家を勘違いしているかもしれない。

虚構を現実に、現実を虚構に、摩り替えてしまうような。

複雑な構成のものが多い。

どこが優れているのかわからないものもある。

「長大な作品を物するのは、数分間で語りつくせる着想を五百ページにわたって展開するのは、労のみ多くて功少ない狂気の沙汰である」

ほぼ、正鵠を射ているだろう。

長編の重みは、(虚構世界に浸る時間が)長い、というただそれ一点に尽きると思われる。(『城』の、いつまで経っても進展しない、にもかかわらずいつまで経っても終わらない、あの実感は好例)

2010年11月5日金曜日

家畜のような記録

いつかの週末につくったものども。





まーぼーなすどうふ、もしくは、まーぼーどうふなす。

ひき肉なし版。




カレー。

よくわからないハーブを適当に入れて失敗した。

肉なし版。

大量に茹でて冷凍しておいたパスタにかけた。

***

基本的に毎日、納豆、ヨーグルト、豆腐、卵ばかり食べていて、家畜のような食生活だと自認している。

2010年11月3日水曜日

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読書量が減りました。

疲弊しています。

『悪魔の涎・追い求める男』(コルタサル)

南米文学。

短編集。

ある時期から仏国で仏語で書いたと思われるので、欧州文学の匂いが強い。

シュルレアリスムからの影響が強いらしく、前期のものは幻想的、後期のものは前衛的でわかりにくい。

まやかしのリアリズム、つまり、理性で把握する世界、体系化された法則、絶対的客観の肯定、等々、それらを拒絶する立場に身を置く、という点において、自分と近い。

近代のまともな作家の特徴は、リアリズムの否定であるという気がする。

しかしながら、文学がこれ以上先へ進めるか? と考えるとき、自分は否定的で、やる気をなくします。